2023/03/01

事例紹介

月替わりロゴマーク(2023年3月)

「釘抜」に「桃」

3月の看板は、釘抜に桃の重ね色目を選びました。

釘抜文様は、庶民から武士にまで幅広く愛されてきた縁起の良い文様です。
昔は、釘を抜くときにテコといっしょに座金(正方形で真ん中に穴が開いた板)を用いていました。
その座金が文様化されたのが「釘抜」文様です。

「苦を抜く」「九城(くき)を抜く」という語呂合わせから、苦しみを取り除き、戦勝を約束するという意味を持ちます。
また、「釘抜き」は”重点・支点・力点”の三点を合わせて力を発揮することから、”結束による打開”に例えたとも言われています。