ソリッドハニカムテーブル Solid Honeycomb Table

ソリッドハニカムテーブル


直径60cmのソリッドハニカムテーブルは、リビングやダイニングに置きやすい大きさです。アルミの優れた放熱性がノートPCの放熱を助け、快適なテレワーク環境を作り出します。深く腰掛けても、足を組んでも、薄いベースと細い支柱は邪魔になりません。滑らかな梨地仕上げの¬銀色のテーブルは、どんなインテリアにもよく馴染みます。
製品情報



- 材質
- アルミニウム合金 A5052
- サイズ
- W600×D600×H700mm
- 構成
- 組み立て式
天板(直径600mm)、支柱(直径25mm×t3mmパイプ)、ベース(直径400mm) - 重さ
- 4.6kg
- 色
- シルバー(ゴールドや黒など特別仕様色についてはお問い合わせ下さい。)
- パッケージのサイズ
- W642×D642×H50mm 専用の箱に入れてお届けします。
製品の特徴
【世界最薄レベルの天板】
「ソリッドハニカムテーブル」を横から眺めるとその薄さが良くわかります。2 mm厚の天板の先端から、12mm厚さの中央まで、シャープな線が薄い円弧を描きます。このわずかな厚さの中に、六角形の幾何学模様が連続して並びます。

【ミニマルなデザイン】
このミニマルなテーブルは、天板・支柱・ベースの3つのパーツで構成されています。支柱の両端にねじ切り加工を施してあるので、接続用のボルトやナットを必要としません。天板とベースに支柱をねじ込み、簡単に組み立てられます。解体も容易で、その軽さから持ち運びも容易です。
【ソリッドハニカムパネル】
アルミハニカムパネルは航空機の構造材として1934年に開発されました。平滑で剛性の高い特性を活かし、現在も自動車や航空宇宙産業に用いられています。ハニカムコアを2枚のアルミ板で挟んで製作する従来のアルミハニカムパネル製造方法では、接着の手間が掛かる上に、パネルの形状が四角形に限られていました。そこで、工学院大学鈴木敏彦研究室では2016年に板と構造体を一体化する製法を開発し、アルミの強度と軽さはそのままに円形と正方形の形状を実現しました。母材の片側をハニカム形状に切削し、アルミの精密加工技術によって球形の断面を作り出します。2017年にイノベーション・ジャパンで形状試作を発表、意匠を登録した「ソリッドハニカムパネル」を本製品に採用しています。

【オープンイノベーションによる製品開発】
私たちは日ごろ、半導体製造装置部品をはじめとする大小さまざまな部品を、1000分の1ミリメートル単位の精度で製作しています。先端産業を支える確かな切削加工と、美しい表面処理の技術を、各企業に部品として納品するだけでなく、目に見えるカタチにして皆様の日常の生活空間にお届けしたい。当社の自社製品開発プロジェクトはそんな思いから始まりました。中小町工場の可能性を拡げるため、社外の人々やアイデアと協働するオープンイノベーションによる製品開発に踏み出しました。 2020年1月、企業とデザイナーのマッチングのプラットフォーム「Wemake」にて、「アルミニウムを活用した人々の生活を便利にする新商品アイデア」コンペを開催しました。半年の審査を経て、257案の応募の中から、鈴木敏彦研究室+ATELIER OPAの「ソリッドハニカムテーブル」を最優秀賞として採択しました。

【高品質のものづくり】
私たちは、機械部品製作のノウハウを生かした精密なものづくりで「ソリッドハニカムテーブル」を設計しています。製作の工程を何度も検討し、日用品として求められる精度をプログラムしました。天板とベースは立型マシニングセンターを使い、反りや歪みに配慮しつつ時間をかけて切削します。この工程で発生したバリやピン角は、熟練の技術者が一つ一つ滑らかに仕上げていきます。磨きたてのアルミは輝く金属色を放ちますが、アルマイト加工で表面処理を施すと、穏やかなシルバーの色味に変化します。精密技術と熟練のものづくりが、高品質なテーブルを実現します。



受賞
【京都デザイン賞2020 京都府知事賞】
・斬新な京都のイメージ
・独創性
・使いやすい配慮
・新素材・技術への挑戦
・環境への配慮
将来的にはソリッドハニカムの切削工程で生じる膨大なアルミ切粉を、アルミ製品の母材として100%再生利用し、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献します。

価格
97,900円(税込)
- お支払方法
- 銀行振込(前払い)
- 配送・送料
- 配送:ヤマト運輸または佐川急便
送料:一律1,000円
(但し、沖縄本島:2,000円・沖縄離島:3,000円・その他離島:有料(実費)) - 納期
- 約4週間。生産状況により変動する場合がございます。ご予約後メールにてご連絡いたします。